千葉市  保育所の井戸水から基準値超のヒ素検出

千葉市    保育所の井戸水から基準値超のヒ素検出

 

千葉市は22日、若葉区の保育所の井戸水から基準値を超えるヒ素が検出されたと発表しました。

千葉市によりますと基準値を超えるヒ素が検出されたのは、若葉区野呂町の野呂保育所の井戸水で、6月実施した水質の定期検査で基準値を0.002mg上回る1リットルあたり0.012mgのヒ素が検出されたということです。

野呂保育所ではただちに井戸水の使用を中止していて、今のところ保育所の園児や職員に健康への影響などは確認されていないということです。

周辺にヒ素を扱う工場などはなく、自然界に存在するヒ素の影響で基準をわずかに超えた事例が全国的にも確認されていることなどから、自然由来の可能性が高いとみられています。

この保育所では今後、上水道を導入する方針で、市は、保育所周辺の民家を対象に井戸水の検査を実施することにしています。